8月の言葉
平成21年8月1日
“迎え火や 父の面影 母の顔“
お盆とは、「盂蘭盆経」というお経に由来しています。
お釈迦さまの十大弟子である目連尊者が、ある日、亡くなった自分の母親のことを神通力を使って見てみると、なんと母親は 餓鬼の世界に落ちて、餓え苦しみに喘いでいました。
驚いた目連尊者は、お釈迦さまのところへ飛んで行き、どうしたらよいかを相談しました。
するとお釈迦さまは、
「90日間の雨季の修行を終えた僧たちが集まって反省会を行うから、
その人たちにご馳走をして、心から供養しなさい」
とお話されました。
目連尊者が、そのとおりにすると、母親は餓鬼の苦しみから救われました。
お釈迦さまは、さらに「同じように、7月15日にいろいろな飲食を盆にもって、仏や僧や大勢の人たちに供養すれば、その功徳によって、多くのご先祖が苦しみから救われ、今生きている人も幸福を得ることができよう」と説法されました。
お盆という仏教行事を通して、今ある自分は、父母の命、ご先祖さまの命をいただきながら生かさせていただいていることを自覚し、あらためて父母をはじめとするご先祖さまへの感謝の念を持たれるよう心がけてみてはいかがでしょうか。
合 掌