6月の言葉
平成21年6月1日
“「和顔施」のすすめ“
仏教語の中に「和顔愛語」よいう言葉がありますが、「和顔施」 という、笑顔で接することもひとつの立派なお布施であります。 ニッコリすることで相手の気持ちを和ませ、そして自分の心も豊か になれるということです。
ところで、その人の顔つき、いわゆる人相には、 次の十のタイプがあります。
〈柔和相〉 やさしい眼差しの 「穏やかな顔」
〈悲観相〉 ものごとをマイナスに考える 「つらく悲しい顔」
〈頑固相〉 かたくなに自分の意地を通そうとする 「強情な顔」
〈傲慢相〉 自分自身を偉く思い 「他人を見下すような顔」
〈威圧相〉 相手を押さえつけようと 「にらみつける顔」
〈不満相〉 不平不満を持った 「不機嫌な顔」
〈神経相〉 神経質で 「イライラとした顔」
〈緊張相〉 気持ちを張りつめた 「ゆとりのない顔」
〈怠慢相〉 だらしなく 「しまりのない顔」
〈無愛想〉 相手への思いやりを感じさせない 「仏頂面」
言うまでもありませんが、 いい顔つきは最初の「柔和相」(和顔施)です。
人の顔の表情は事態に応じて変化するもので、誰もがこれらの 十の相を持ち合わせていると言えます。そして、普段から強く働い ている心の癖が、その人の人相を作り上げてしまいます。
自然にやさしい眼差しの穏やかな柔和相となっていますか、 そして笑顔を周りの方に振りまいていますか?
「素直な心」の状態が表情となり、まわりの人を安心させ、 心地よくさせることでしょう。
愛語という「思いやりの言葉」をそっと添えられたら、 心身ともに一層輝いて見えますよ。
合 掌