3月の言葉
平成21年3月1日
「江戸しぐさ」の知恵袋
「江戸しぐさ」っていう言葉、皆さん、ご存じですか?。
「江戸しぐさ」とは、江戸の町に暮らしていた人々が、争いやいじめが起きないよう仲良く共生するために知恵を絞り、お互いを思いやり助け合う数々の「心がけ」や「言動」、そのしぐさが「江戸しぐさ」と呼ばれていました。
■束の間つきあい・・・・・・・・
知り合いの人の出合ったら、通りすがりでも簡単なあいさつはつきものです。「こんにちは」の後の一言
あなたは
「どちらへ?」と声をかけますか?
「お出かけ?」と声をかけますか?
江戸っ子は、プライバシーを侵してはならないと考えていましたから、「どちらへ?」などと、野暮な聞き方はしません。
「お出かけ?」とスマートで粋な言い方をしていました。
■肩引き・腕引き・・・・・・・・
混み合う町中で、すれ違う際に右肩、右腕を後ろへ引いてお互いにぶつからないようにするしぐさで、摩擦やあつれきを避けようとする賢い知恵がありました。
■水かけ言葉・刺し言葉・・・・・・・・
「それがどうしたの」など、話し手の気分がサーッと冷える
ような「水かけ言葉」や嫌み、あてこすりなどの「刺し言葉」は、人格・品格を疑われ、当時は禁句になっていました。
■戸閉め言葉・・・・・・・・
「でも・・・・・」、「だって・・・・・」、「そんなこと言っても・・・・・」と、話を戸閉めしては世間を狭くしてしまいます。
まずは、相手の話をよく聞くことで、仲間を増やして世間を広くする知恵がありました。
「江戸しぐさ」のほんの一部ですが、
あなたは心当たりありませんか・・・・・・・・?
合 掌