11月の言葉
平成20年11月1日
「欲」+「張らない」生き方
ノーベル平和賞を受賞したケニアのワンガリー・マータイさんは、日本で見つけた「もったいない」という言葉は、日本の精神を世界環境保護のために必要であると日本に来て気づいたと言います。
私たちも、幼い頃、食事を残すといつも母親から「もったいないから最後まで食べなさい。」とよく叱られたことを思い出しました。
そこで、環境をテーマにした某大学の作文コンテストで金賞を受賞した女性の作品の一部を紹介しましょう。
『何億年とか前に作られた石油を燃やすから問題になる。
(略) 本当は必要ないから地球の奥深くしまっておいたかもしれないのに、それにまで手を出すとは、人間の欲張り以外にない。
「欲張る」という言葉を辞書で引いてみると、必要以上に物を欲しがることとある。ただの物欲しさではない。既に足りているにも関わらず欲しているのだ。(略) そう考えると、日常生活のほとんど全てが「欲張る」行為と考えられる。
例えば、一週間の買いだめ、死ぬ暑さでもないのに冷房をつけ、他人よりも少しでも多く情報を得たいと思う。無駄にする可能性があっても利益のため植物や動物を殺す。(略) だが人間は「欲」があるからこそ生きられるのも事実なのだ。
欲は持っても良いが、「欲」+「張る」のはいけない。他にも「意地」とか「頑」等も同様で、「張る」という語を足すと、どれも余分な力が入って不自然な状態となる。本当に人間にとって必要なものは自然(地球)が与えてくれているのだから、自然もそれに従って自然な状態でいなくてはいけないのだ。(略)
人間にとって、本当に必要なものは何かを考えてみる。これを未来へと地球をつなげる第一歩にしたいと思う。』
人生何事につけても 「腹八分目」が良いですよ。
合 掌