10月の言葉
平成20年10月1日
見ざる・聞かざる・言わざる
見て どうするの どうなるの?
聞いて どうするの どうなるの?
言って どうするの どうなるの?
どっちでもいいことじゃない・・・・・・・・・・・所詮 他人ごと。
ここ10年、私がよく言う独り言です。
テレビ、新聞を見聞きしていると、無責任な評論家の持論に一喜一憂している視聴者、家庭や職場の中でも評論家きどりで得意そうに話をする人が見受けられますね。
昔から、日光のお猿さんが説いているではありませんか。
仏教でいう「三毒」、「貪・瞋・痴」のことを。
でも 見たり・聞いたり・言う人 他人のことなのに意外と多いんですよ。
「いじめ」の根源ではないでしょうか。
「貪」とは、欲望をほしいままに貪ることです。あってもまだ欲しい、あってもまだ欲しい、足ることを忘れてしまった貪りこそが、あなたの心を乱しているのですよ。「瞋」とは、怒りの矛先を他人に向けることです。貪りが満たされない怒りを他人にぶつけたら、人は相手にしなくなるか、争いが起る原因になります。「痴」というのは、言っても甲斐のないことをくどくど言って嘆くことです。「流れる水は腐らない」と言われるように、人の心も流れていなければ無気力、無感動に陥ってしまいます。
見たり、聞いたりするから 欲が出る
見たり、聞いたりするから 腹が立つ。
見たり、聞いたりするから 愚痴が出る。
どっちでもいい他人のことで、右往左往している自分を鏡に映したら・・・・・・・・馬鹿らしいよね。
たった一度の人生に 他人ごとで疲れてしまってはね。
心は鏡なのです。
選ばず、とらわれず、正しくありのままを映し出す、とらわれのない自由な心。人の悲しみや苦しみも、同情や感謝の念も、自分のこととして受け取れることができる心。
たった一度の人生 鏡のような心で自分を見つめてみませんか。
合掌