9月の言葉
平成20年9月1日
地獄の餓鬼住む奥の院 尋ねてみれば我が本尊
7月~8月のお盆も終わり、9月に入りましたが、まだまだ残暑が厳しいですね。
ところで、あなたは今夏、ご先祖さまのお墓参りに故郷に帰省しましたか?
帰省はしたけれど、ご先祖さまのお墓参りには行っていないって・・・・・・・・・・残念!!
では、9月のお彼岸にはご先祖さまのお墓参りにお出かけください。
さて、今月は、あなたを「餓鬼道」にご案内しましょう。
「ガキ大将とか、餓鬼のくせして生意気な奴だ」 などと、もっぱらいたずら盛りの子どもたちに「餓鬼」を使いますが、仏教の立場から言えば、生前に贅沢をし、強欲で嫉妬深く、物惜く、常に貪りの心や行為をしたため、餓鬼道に落ちた亡者を指しています。いくら食べても飢えを満たすことができず、或いは食物に触れるとそれが燃え上がるなどにより食することができず、土を食い泥水までも飲む世界とされています。
あなたは、毎日の生活の中で、
1. 強欲ではありませんか?
2. 贅沢はしていませんか?
3. 嫉妬深くはありませんか?
4. 物惜くはありませんか?
5. 常に貪りの心や行為をしていませんか?
大乗仏教では、今生において、そのような行状をする人の精神境涯をも指していると言われるようになりました。あなただけは餓鬼道の本尊になりませんように。
さて、当山(長福寺)では、近隣のご寺院ご住職10名ほどのご助力を賜り、「施餓鬼会法要」を今月14日(第2日曜日)に厳修いたします。檀信徒の皆様をはじめ多くの方々のご参拝を念じております。
ご両親が、ご健在なら明日からでも親孝行を心がけてみませんか?
「親孝行 したいときには 親はなし」
昔から言われている言葉です。私もそのとおりだと断言できます。遠くに離れているなら電話一本でも「親父元気か」、「お袋、風邪気をつけろよ」などなど、声をかけるのも孝行の一つです。